ふゆの小さな仕事部屋

在宅ワーママのゆる暮らし記録

「もったいない」と言われて辞められないあなたへ:迷いを断ち切る3つの考え方

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もったいないと言われたら

 

「仕事を辞めたいけど“もったいない”と言われて迷っている」

「やりたいことがあるのに否定されて落ち込んだ」

 

そんな経験はありませんか?

 

私もかつて、「辞めるなんてもったいない」と何度も言われ、決断に自信を持てずにいました。

 

でも今は、あのときの選択が間違っていなかったと胸を張って言えます。

この記事では、他人に「もったいない」と言われたとき、どう受け止め、どう乗り越えたらいいのかをお話しします。

 

 

「もったいない」の意味とは?

Wikipediaで「もったいない」の意味を調べてみました。

 

物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、嘆く気持ちを表している、日本語の単語

 

例えば、着なくなった服を捨てるとき「もったいない」という言葉が出てきます。

服が本来あるべき「服」から「ゴミ」になってしまうことが惜しくて残念だ、と思っているからですね。

 

物や環境に対する「MOTTAINAI」は良いイメージで語られますね。

でも人に対する「もったいない」は違います。

 

それは、他人から「あなたは本来こうあるべきなのに、違う姿になるのは残念だね」と、押し付けられているような気分になるからではないでしょうか。

 

何が「もったいない」のか?

「もったいない」と言われたときに引っかかるのは、「損をする」というニュアンスが含まれているからだと思います。

 

人は、以下のような状況で「もったいない」と言いがちです

 

  • うまくいっているように見える仕事や環境を離れるとき
  • 続けてきたことを辞めるとき
  • 他人から見て「能力がある」と思われているとき

 

でもそれは、「他人の基準で見たときのあなたの価値」でしかありません。

他人の価値観で生きることこそ、もったいないと思いませんか?

 

私が前職を辞めたときは、周囲からこんなことを言われました。

  • 20年も続けてきたのに「もったいない
  • やっと一人前になれそうなのにもったいない
  • 上手なのに辞めるなんてもったいない
  • ここまで頑張ったのにもったいない

 

まあ、余計なお世話ですよね。

 

他人の価値観を否定する言葉

「もったいない」は、他人を尊重していない言葉ではないでしょうか。

価値観を押しつけられるように聞こえるんですよね。

 

相手の選択を否定しているから、言われたほうは素直に聞けません。

 

だから私はもったいないと思いませんでしたし、自分の選択を後悔してもいません。

 

他人の価値観に合わせるほうがずっと人生を浪費していますし、「もったいない」と思いませんか?

 

「もったいない」は否定ではなく、社交辞令かもしれない

「せっかくここまで来たのに」

「あなたなら成功できたのに」

 

そう言う人は、本気であなたの幸せを願っているわけではなく、ただ現状維持が安心に思えるだけなのかもしれません。

その場しのぎの社交辞令かもしれません。

 

それでも「あなたの選択を否定しているように聞こえる」のが、この言葉の厄介なところです。

 

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自分の選択に自信を持つには?

もしかして「もったいない」に心を揺さぶられる理由は、自分も迷っているからかもしれません。

 

自分の選択を自分で信じてあげてください。

 

他人は責任を取ってくれない

周囲の意見に流されて選択しても、その結果に責任を持ってくれる人はいません。

あなたの人生に責任を持てるのは、自分自身だけです。

 

迷いは自分の中にもある

「もったいない」に心が揺れるのは、あなた自身が少し迷っているからかもしれません。


それは悪いことではありません。

大事なのは「それでも自分で決めた」と言えることです。

 

間違えてもやり直せばいい

失敗が怖いのは当然ですが、ほとんどのことは健康な体と心があればやり直せます。

 

投資と同じで、引き際のタイミングが大事なこともあります。

 

私が転職して4年になります。

もったいなかったのは、違和感を自覚しながらだらだら前職を続けていた時間です。

 

もっと早く決断できていれば、過去の自分を無駄にせずに済んだ。

前を向きましょう。

 

決断に迷った私を支えてくれた一冊

「本当にこれでよかったのかな……」

誰かに否定されると、自分の選択に自信がなくなりますね。

 

そんなとき、心にすっと入ってきたのがこの本でした。

 

 

  • 他人の目が気になって前に進めないとき
  • つい人と比べてしまって落ち込むとき
  • 頑張りすぎて疲れてしまったとき

 

そんなときに、この一冊がそっと背中を押してくれました。

 

漫画なので、疲れていても簡単に読めます。

やさしいイラストと短い言葉たちが、モヤモヤした心をほどいてくれます。

 

転職後に読み直してみて

転職から4年たった今、前職の知人から「あの時はもったいないなかったね」と言われました。

 

今の私は派遣社員

他人から見ると、社会的に失敗したかわいそうな人なのかもしれません。

 

でも、私は今のほうが幸せです。

 

この記事を書くにあたって漫画を読み直してみました。

「自分が間違っていなかったんだ」と確認できました。

 

まとめ

「もったいない」と言われたときに、自分を信じるための視点をまとめました。

 

  • 他人の価値観を押しつけられても、選ぶのは自分
  • 人生に責任を持てるのは、自分だけ
  • 間違っても、やり直せばいい

 

一度しかない人生。

何よりもったいないのは、「迷い続けて行動しない時間」です。

 

自分の心が本当に望むほうへ、思い切って舵を切ってみませんか?