HSPには我慢強い人が多いそうです。
無理している自覚がないまま無理をしてしまい、気付いたら限界を超えていたなんてことも。
最近、仕事で我慢をしていることに気付いて助けを求めました。
自分に課された仕事をしきれないのは恥ずかしいことだと思っていましたが、そんなことは全くありませんでした。
思っているより周りは優しいし、社会は生きやすいです。
限界が来る前に、ちょっと立ち止まって自分を外から見てみませんか?
- 仕事の人間関係に悩む
- 悩むより行動したほうが早い
- 周りにもっと頼って良い
- 自分を客観的にとらえる練習
- タイミングをうかがっていても、永遠にタイミングは来ない
- まとめ:「わがまま」なくらいがちょうどいい
仕事の人間関係に悩む
「人間関係」といえば、社会人の悩みの原因 TOP3に入るでしょう。
当然HSPの人以外だって人間関係で悩むと思いますが、特にHSPさんは自分を後回しにして相手を優先しすぎてしまう人が多いです。
私の悩みは、ある人の教育係になったことがきっかけでした。
そのAさんは、びっくりするくらい仕事ができず、何度教えても同じことを間違える、なぜか言われたとおりにやらずに自己流のアレンジを加える、そんな問題社員だったのです。
仕事量が増え、残業続きだったのも原因のひとつだと思います。
無理をしている自覚はありませんでした。
ある日急に寝つきが悪くなって、その数日後には仕事中に涙が出るように。
「もしかして限界?」と、慌てて自分の様子を観察し始めました。
悩むより行動したほうが早い
上長に相談するまで1週間ほど、「これくらいで弱音を吐くなんて」とか「他の人も忙しそうだし迷惑かな」と悩んでいました。
相談したら数日で担当を変えてもらえ、私のメンタルと残業量は守られました。
あまりにもあっさりと解決したため、拍子抜けです。
もっと早く勇気を出して、頼ればよかったです。
悩んでいる時間があれば、行動したほうが早いと学びました。
後でこの本を読んで、間違っていなかったんだと再確認しました。
周りにもっと頼って良い
HSPは、真面目で優等生タイプになりやすいらしいです。
なぜ真面目なのかというと、「自分への合格基準がめちゃくちゃ高い」からなんじゃないかなと。
もちろん、自分を振り返って反省したり、創意工夫することは大事です。
でも、与えられた仕事を全部完璧にやらなくても大丈夫です。
無理そうだと思ったら、上長や同僚に頼ってみてください。
前述のAさんは、他の人からOJTを受けることになりました。
割と早くに退職してしまったので、原因は分からないままです。
私の力不足だったのか、Aさんの能力不足だったのか、その両方だったのかもしれません。
ただ、周りに「私は限界」と伝えたおかげで、少なくとも私は退職せずに済みました。
自分を客観的にとらえる練習
限界が来る前に自分の状態に気付くためには、客観的に自分を見ることが大切です。
「あの人はもっと頑張ってるし」などと、他人と比べてはいけません。
私は自分を客観視するために、今この瞬間の気持ちを言語化する練習をしました。
自分で喋ったことを文字で読むのは、気持ちの整理に役立ちました。
心の中にためこむと、いつのまにか感情を消化して、今まで通り我慢してしまいます。
新鮮な気持ちのうちに叩きつけましょう。
「新鮮な感情を吐きだす」練習を続けていくと、徐々に我慢していた自分に気づけるはずです。
関連記事>>「もったいない」と言われたら?他人に流されないための考え方
タイミングをうかがっていても、永遠にタイミングは来ない
もう少し考えてからにしよう。
明日には何か起こるかもしれない。
そうやってタイミングをうかがっていても、永遠にタイミングなんて来ません。
状況を改善するには、この3択しかないのです。
- 自分が変わるか
- 相手に変わってもらうか
- 環境を変えるか
他人に変わってもらおうと、期待するのはやめましょう。
まず間違いなく変わってはくれません。
自分を変えるのも難しいです。
そんなに簡単に変われるなら、最初から我慢なんてしていません。
うじうじ悩まず元気に仕事しているでしょう。
一番簡単なのは「環境を変える」こと。
自分の限界が来る2歩手前くらいで、環境を変える努力をしましょう
他人と自分、どちらが大事ですか?
ほとんどの人はHSPさんより図太いので、多少強く出ても大丈夫です。
むしろ今のままでは相手に何も伝わっていない可能性もありますよ。
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まとめ:「わがまま」なくらいがちょうどいい
自分の経験から、HSPが人間関係に悩んだときに楽になれる方法を考えてみました。
HSPは我慢強い人が多いです。
自分に厳しくしすぎるより、「わがままかな?」と思うくらいにふるまうのがちょうどよかったりします。
明確な理由がないのに仕事がなんとなく辛いと思ったら、職場が合わないのかもしれません。
誰かのために我慢するのではなく、自分を一番大事にして、幸せに生きていきましょう。