建築CAD検定准1級に独学で合格④

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建築CAD検定准1級に独学で合格④

 

建築CAD検定准1級に独学で挑み、合格しました。

この記事では、試験当日の流れと、試験中に一番困ったことをご紹介します。

 

ネットを探しても、准1級の体験談って驚くほど少ないですよね。

自分の体験を残して、これから准1級を独学で受けようとしてる人の参考になれば嬉しいです。

 

 

試験当日の流れ

ざっくりした流れは、郵送されてくる受験票に書いてあります。

 

  1. 会場に到着
  2. PCや周辺機器の準備
  3. 注意事項の説明
  4. PC環境を整える(会場PCの場合)
  5. 試験問題の読み取り
  6. CADで作図
  7. 試験終了

 

家を出てから帰るまでが試験です。

社会人の試験当日はこう過ごす!心構え7選」も良ければお読みください。

 

会場に到着

会場入り口で受付をします。

30分前に到着しましたが、既に8割くらいの席は埋まっていました。

 

PC持ち込みの場合、ディスプレイやキーボードなども貸してもらえません。

必要な機器は自分で持っていかなければならないので、家から遠いとなかなか大変です。

 

PCや周辺機器の準備

PCは「会場のPC」or「自分のPCを持ちこみ」が選べます。

私は使い慣れたノートPCを持ち込みましたが、会場PCを利用している人のほうが多かったです。

 

まずは電源コードを繋いだり、マウスやキーボードが必要な場合はセットしたりします。

 

用意ができたら、あとはひたすら待つだけ。

公式ガイドブックや自分でまとめたノートなんかがあると時間つぶし&最後の追い込み&不安解消になるかと思います。

 

 

注意事項の説明

試験開始の少し前に、受験票の確認や注意事項説明などがありました。

 

逸る気持ちを抑えて、素直に聞きましょう。

「トイレ休憩は勝手にとって良い」とか、「終了5分前になったら声を掛けます」とか、試験官からいろいろ説明されます。

 

PC環境を整える

会場PCの場合、CADの環境をカスタマイズできる時間があります。

持ち込みPCの人は特にやることはありません。

 

一応マウスを動かしてみたり、印刷設定を確認してみたりします。

 

本番前にちょっと暇な時間ができました。

 

試験問題の読み取り

試験問題はA4の説明文1枚と、A3の図面が4枚(平面図3枚+立面図1枚)です。

 

読み取り時間中はPCには触れません。

頭の中でイメージを組み立てます。

 

寸法を測りつつ、他の図面にコピペできる部分がないか考えつつ、どの順番で作図するかの作戦を立てましょう。

 

この時間の使い方次第で、合格できるかどうかの分かれ道になるかもしれません。

CAD作図よりも、読み取り30分間のほうが頭を使った気がします。

 

CADで作図

時間が来ると、CADが使えるようになります。

 

あとは時間との勝負。

ひたすら手を動かしましょう。

 

試験終了

図面を入れたUSBを提出したら終了です。

片付けて帰りましょう。

 

お疲れさまでした。

 

試験終了時間がきて、私はまず水を飲みました。

水を飲む時間が惜しいくらい、ぎりぎりだったのです。

 

合格発表は最長(試験日による)1か月後。

問題を持ち帰れないので自己採点できないのは残念です。

 

CAD技術以外で迷ったら「問い合わせる」

独学で受けるときに不安なのが、自己流のテクニックなど「これはやっていいのか?」の疑問に答えてくれる人がいないこと。

もしダメだったら、合否以前に失格になってしまいます。

 

純粋な能力以外のところで落ちるのはバカバカしいですよね。

不安があれば、些細なことでも運営に問い合わせるのがおすすめです。

 

私は当初、室名や外構の名前など、文字を入力するときにメモ帳アプリを使って、CADにコピペしていました。

 

が、ふと不安を感じました。

「CADじゃないアプリを開いていたら、不正と疑われるのでは?」と。

 

念のため運営にメールで確認をしたところ、「CAD以外のアプリ、ソフトは使用不可です」と返信をいただきました。

メモ帳アプリを開いた時点で失格です。

 

問合せておいてよかった!

 

問い合わせ先は受験票に載っています。

次の日には返信が来ましたし、とても丁寧に対応してくれます。

 

迷ったりググっている暇があれば、その時間を使って問い合わせしましょう。

 

試験本番中に一番困ったこと

試験中に一番困ったのは、「トイレに行けなかったこと」です。

 

禁止はされていません。

もちろん休憩はいつ取ってもOK。

トイレも行って良いのです。

 

ただ、時間がありません。


数分のトイレ離脱ですら惜しい。

それくらい必死で、ひたすら線を引きました。

 

トイレに行きたくならないように、水もなるべく飲まないようにしていたくらいです。

 

同じ空間には受験生が10人ほどいましたが、誰一人として途中離席してる人はいませんでした。

 

トイレ対策、考えておきましょう。

 

まとめ

この記事で一番伝えたかったことは「トイレ対策は万全に!」です。

ほか、当日の雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです。