この記事では、独学とスクール、どちらを選べばいいのか解説します。
大人が学び直しをしようとしたとき、勉強方法に悩みますよね。
資格試験を受けるのか、じっくり知識を深めるのか、手段や期間によって向いている勉強方法は変わってきます。
自分に合った方法で勉強すれば、勉強効率がアップしますよ。
独学が向いている人
独学が向いている人は、次の3パターンに当てはまる人です。
- あまりお金をかけたくない人
- 自由に自分のペースで勉強したい人
- 分からない部分があっても先へ進める人
時間に余裕があり、お金は節約したい。
そんな人は独学での資格取得を目指しましょう。
あまりお金をかけたくない人
お金をかけたくない人は、独学で勉強しましょう。
スクールに通わないので、スクール費用を節約できます。
もちろん参考書や過去問集など、多少の出費はかかります。
それでも、スクール通いの半額以下、場合によっては1/10の費用で済むはずです。
独学 | スクール | |
---|---|---|
受講料 | かからない | かかる |
教材費 | 安く済む | 定価 |
独学の教材は、古本を探すと安く済みます。
例えばメルカリで「参考書」と検索すると、資格試験や大学の赤本、語学テキストなどありとあらゆる参考書が出品されています。
もっと極端な例だと、私は過去に教材代0円で資格取得をしたこともあります。
効率最悪だったのでおすすめはしませんが、ネットに過去問が載っている資格なら、書籍を買わなくても勉強は可能でした。
関連記事>>実務経験ゼロのCADオペが建築施工管理技術検定(2級一次検定)を受けました
自分のペースで勉強したい人
独学のメリットは、好きなときに自由に勉強ができることです。
スクールに通うとなると、決まった日に決まった場所へ行かなければなりません。
気が向いたときに気が向いたものを勉強したい人には、独学が向いています。
逆に、疲れているとつい怠けてしまう、一人だと諦めてしまいそう。
そんな人は、仲間と一緒に頑張れるスクールに通う価値があると思います。
独学の場合は、SNSで同じ資格試験に挑む人と繋がるのも良いですよね。
互いを励まし合って、モチベーションを保てます。
疑問点があっても突き進める人
勉強をしていると必ず出てくるのが、「些細な疑問点」ですよね。
専門用語が分からない、操作が分からない、テキスト通りにやっているのに何かおかしい。
調べても分からない疑問が出てしまったとき、とりあえず横に置いておける人は独学に向いています。
勉強を進めていくうちに、急に悟ることもありますし、分からないまま資格を取得してしまうかもしれません。
数か月後に、「あの用語はこれを意味していたのか!?」と突然分かることも多いです。
逆に1個つまずくとそればかり気にしてしまう性格だったら、気軽に先生に質問できるスクールが向いていると思います。
スクール通いが向いている人
独学よりもスクール通いがおすすめの人はどんな人でしょうか。
- 短期間で合格したい人
- 仲間がいると頑張れる人
- 本番に弱い人
目標と期間が決まっていて、最短合格を目指すならスクールに通うと効率的です。
短期間で合格したい人
短期間で効率的に勉強したい人はスクール向きです。
スクールにはプロの講師がいて、体系立てて学べるカリキュラムがあるからです。
余計な回り道はしたくない、とにかく最短距離で合格まで行きたい人には、スクール通いが有力な選択肢になるでしょう。
プロの指導にはお金を出してもおつりがくる価値があります。
小さな疑問点もその都度聞けるので、理解も深まりやすいですよ。
仲間がいると頑張れる人
「仲間がいると相乗効果で自分も頑張れる」という人には、スクールがおすすめです。
社会人になってから少しでも勉強している人は、わずか6%しかいないそうです。
職場や周囲では勉強している人がおらず、孤独を感じることも多いでしょう。
時には、勉強しようと思ってたのに飲みに誘われて……なんてこともあるかもしません。
そんなとき、スクールに通えば仲間がいます。
同じ目標に向かって頑張っている仲間と、励まし合いながら進んでいけるでしょう。
勉強へのモチベーションを保ちやすいのは、スクールの大きなメリットです。
本番に弱い人
普段はできていたはずなのに、緊張のせいなのか本番では全然できなかった……ってなった経験はありませんか?
本番に弱い人は、スクール通いがおすすめです。
本番に近い環境で練習ができるので、慣れるからです。
いつもの教室でそのまま試験を受けられることもありますし、模擬試験を実施している場合もあります。
環境が変わって実力が出せなかったせいで落ちるのは勿体ないですよね。
本番に弱い&「それでも一回で合格したい!」と思ったら、スクールを検討する価値があると思います。
まとめ
資格試験のための勉強法について、独学が向いている人、スクールが向いている人をそれぞれご紹介しました。
- あまりお金をかけたくない人
- 自由に自分のペースで勉強したい人
- 分からない部分があっても先へ進める人
時間はかかっても着実に成長し、合格をつかむことができるでしょう。
- 短期間で合格したい人
- 仲間がいると頑張れる人
- 本番に弱い人
最短距離で効率的に目指す資格への合格キップを手に入れることができるはずです。
自分に最適な手段を選んで、目標に向かって頑張りましょう。