お薬手帳って必要?持病がなくても持つメリットは?

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お薬手帳のメリット

 

この記事では、お薬手帳を持つメリットをご紹介します。

 

病院に行くなんて年に数回あるかないかの健康体。

そんな人もいますよね。

 

普段はあまり意識しないお薬手帳ですが、持っておいて損はありません。

アプリもあるので、かさばらずに持てますよ。

 

 

お薬手帳を持っていると数十円の得になる

お薬手帳は持っているだけで、ちょっとお得になります。

 

正確に言うと「同じ薬局を3ヵ月以内に2回以上利用するなら、お薬手帳を持っていたほうがお得」になります。

会計が数十円安くなるからです。

 

料金体系は、実は2年ごとに見直されるらしいです。

少し前は薬局によって点数が違ったり、逆にお薬手帳を持っていないほうが安かったりしていました。

 

2021年現在は、定期的(3ヵ月以内)ごとに薬をもらうなら、お薬手帳を持っているほうが節約になります。

 

「薬剤服用歴管理指導料」

お薬手帳で節約になる理由は、「薬剤服用歴管理指導料」にあります。

 

薬局で薬を処方してもらうと、必ず加算されるこの項目。

お薬手帳を持って薬局に通うと、薬剤服用歴管理指導料が43点になります

 

お薬手帳がない or 前回から3ヵ月以上経過した場合は57点です。

 

  • 普通の人or久しぶりの人 → 57点
  • お薬手帳を持っている人 → 43点

 

1点は10円なので、3割負担の場合の料金はこうなります。

 

  • 普通の人or久しぶりの人 → 57点×10円×3割=171円
  • お薬手帳を持っている人 → 43点×10円×3割=129円

 

単純計算で、お薬手帳を持っている場合の節約額は42円。

実際は端数処理で多少変わります。

 

一回にすればたったの数十円ですが、少額をバカにしてはいけません。

 

お薬手帳は薬局で無料でもらえるものですし、持っているデメリットは特にないです。

あえて言うなら荷物がひとつ増えるくらいでしょうか。

 

滅多に病院に行かなくても、病気やケガをしたら数回は通院しますよね。

その間だけでも持っていれば金銭的なメリットになります。

 

お薬手帳ってそもそも何?

お薬手帳は、医療機関で処方された薬の情報をまとめて記録できる冊子です。

 

薬局で提出すると、薬剤師が処方薬の情報を記入してくれます。

 

自分で薬局で買った薬(バファリンとか)を書き込んだり、アレルギー検査や健康診断の結果を貼ったりする人もいるようです。

 

お薬手帳の目的は「初めて行った薬局でも、その人に合った薬を危険なく処方できること」。

体の状態を記しておくのは理にかなっています。

 

誕生のきっかけは、複数の病院でもらった薬の飲み合わせが悪くて死亡したという痛ましい事件だそうです。

何が命を奪うか素人には分かりませんから、記録しておくと安心感が違いますね。

 

滅多に病院にかからないからこそのメリットも

お薬手帳は、過去の薬の処方歴や病院への通院歴が分かります。

 

滅多に病院へ行かないと、前回の通院が数年前なんてこともザラですよね。

前回どんな症状で、どんな薬が効いたかなんて覚えていらません。

 

同じ症状でも「Aの薬は全然効かなかったのにBの薬にしたとたんに治った」なんてことは良くあります。

体質に合わせた薬の情報を蓄積することで、次に病院に行ったとき処方される薬が自分合っている可能性が高くなるのです。

 

若いうちはあまり病気のことを考えませんが、将来このまま病気にならないという保証はありません。

病院に行く回数が増えてからお薬手帳を持つよりも、自分の体質を記録しておける媒体があったほうが正確な診断をしてもらえます。

 

私は1冊のお薬手帳を、もう5年以上使っています。

滅多に薬をもらわなければ、何年もの情報を一冊のお薬手帳でまとめられますよ。

 

また、お薬手帳にはスマホアプリ版もあります

 

お薬手帳-病院予約もできるお薬手帳アプリ

お薬手帳-病院予約もできるお薬手帳アプリ

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紙の手帳と違って日本中どの薬局でも使えるものではありませんが、手帳を忘れたり失くしてしまうリスクがないので便利そうです。

 

まとめ

持病がない健康体の人でも、お薬手帳は持っていたほうが良いです。

メリットは、薬だけでなく健康診断の結果、アレルギーの有無、既往歴、サプリの接種など、健康に関することを一元管理できること

 

自分の体質を記録しておけるので、初めての病院でも失敗しづらくなります。

 

更に、3ヵ月以内に同じ薬局に通うと会計が40円くらい安くなります。

国はかかりつけの薬局を持ってほしいと考えているようですね。

 

あまり病院とは縁がない人はスマホアプリで始めてみてはどうでしょうか。