この記事ではCasioの電子ピアノ「Privia」をご紹介します。
ピアノを始めるとき、迷ってしまうのが「楽器選び」ではないでしょうか?
値段もピンキリだし、そもそも何が違うのか分からないですよね。
私は、カシオのプリヴィアを選びました。
大人になってからピアノを始めたい方や、子供のころ習っていたピアノをもう一度弾きたい、そんな「大人の趣味ピアノ」にぴったりの優れものです。
使用感やメリットデメリットをレビューします。
CasioのPrivia PX-S1100で趣味ピアノを始める
「本体」+「スタンド」+「ピアノ椅子」があれば、最低限ピアノを始められます。
まずは本体。
Priviaにはいくつか種類がありますが、PX-S1100の黒を選びました。
軽めですがタッチがかなり良いです。
アコースティックに遜色ないと言ってしまうと言いすぎですが、普通に弾いていてストレスはありません。
机に置いて使うこともできますが、別売りで専用スタンドがあるので、装着すれば電子ピアノのようになります。
あと必要なものは椅子です。
忘れがちですがセット販売してもいいくらい大切な部品。
必ず高さが変えられるものを選びましょう。
本体・スタンド・椅子の3点セットをそろえても10万円でお釣りがきます。
かなりのコスパではないでしょうか。
Privia PX-S1100のメリット
Privia PX-S1100のメリットは3つ。
- タッチがアコースティックに近い
- コスパが良い
- 本体が軽い
人によってピアノに求める性能は違いますが、よりアコースティックに近いものを選ぶのが、上達への近道かと思います。
タッチがアコースティックに近い
電子ピアノ選びでまず気になるのが、タッチですよね。
数十年前の電子ピアノはキーボードに毛が生えたようなちゃっちいものも多かった気がしますが、今はものすごく進化しているんですね。
Priviaは、見た目はキーボードみたいなのに、きちんとタッチがアコースティックのピアノに近いです。
個人の好みにもよりますが、趣味で弾くなら全然気になりません。
コスパが良い
Priviaの一番の魅力はコスパのバランスが良いことです。
ただ安いだけの電子ピアノなら他にもありますが、ある程度しっかりしたスペックでこの値段(私が買ったときは本体6万くらいでした)は、他に見つかりませんでした。
足つきの普通の電子ピアノを買うと予算は15万~20万くらい必要になると思うので、かなりコスパが良いのではないでしょうか。
本体が軽い
電子ピアノにしてはかなり軽いです。
カタログによるとなんと11.2kg。
別売りのケースに入れ背負って持ち歩く、という使い方も想定されてるみたいです。
運動不足のアラサー女でも一人で抱えられました。
模様替えや掃除の時に簡単に動かせるので、助かっています。
Privia PX-S1100のデメリット
メリットたくさんのPrivia PX-S1100ですが、デメリットもありますのでご紹介していきます。
- 譜面台がちゃっちい
- 響きはアコースティックとは違う
- ペダルがちゃっちい
譜面台がちゃっちい
譜面台がちゃっちいです。
電子ピアノだときちんと譜面台が付いているものが多いので、本格的にピアノを練習したい時にはストレスかもしれません。
激しい曲を弾くと揺れます。
あと楽譜をすばやくめくろうとすると楽譜が引っ掛かります。
響きはアコースティックとは違う
タッチはアコースティックのピアノに近いですが、やはり音は電子音がします。
とはいえ、このデメリットは電子ピアノに共通のものですね。
調律も調整もできてないアコースティックピアノなら、均一な響きが出る電子音のほうが100倍マシです。
どうしてもグランドピアノが弾きたいときだけ「音楽貸しスタジオ 【サウンドスタジオノアNOAH】」のようなスタジオを借りるのもありだと思います。
ペダルがちゃっちい
譜面台に引き続き、付属のペダルがちゃっちいです。
踏んでいると動いてしまって安定しないし、そもそも右ペダルしかないし…
別売りで3本ペダルが売っているので、近いうちに購入しようと思っています。
まとめ
Casioの電子ピアノPrivia PX-1100のレビューをしてきました。
趣味で楽しむピアノとして選ぶなら、最適解のひとつだと思います。
さくっと環境を整えて、楽しい趣味ライフを送りましょう。