この記事では、図書館の蔵書を横断検索できる「カーリル」をご紹介します。
自分が住んでいる自治体の図書館にほしい本がなかったら、どうすれば良いでしょうか。
県内の他の図書館に蔵書があれば、相互貸借制度で借りることができます。
カーリルを使うと、簡単に検索できますよ。
図書館で借りれば無料で本が読める
ご存知のとおり、図書館に行けば無料で本を読めます。
図書館には古い本しかないとか、蔵書が少ないと思っていませんか?
地域にもよりますが最新の雑誌やビジネス書をそろえている図書館も多いですし、漫画やラノベも置いてあります。
読みたい本があったらまずは図書館にあるかどうか検索するのが、一番お金をかけずに本を読む方法です。
図書館は2週間とか1ヶ月とか返却期限があるので、私は何度も読み返したい! と思う本に出会たら購入することにしています。
「カーリル」で図書館の蔵書を検索する
カーリルというサイトをご存知でしょうか?
お目当ての図書館に蔵書があるかどうかを調べられる、便利な検索ページです。
カーリルのトップページで本の題名を入れると、候補の本が出てきます。
目的の本をクリックすると、本の情報が表示されます。
最寄りの図書館を登録できるので、カーリル上で蔵書の有無が分かります。
便利なのが「〇〇の図書館をまとめて探す」ボタン。
所蔵している図書館の一覧がずらっと出てきます。
この本は、都内では国会図書館にしかないことが分かりました。
カーリル利用者のランキングによる「今話題の本」や、色々な人が自分のおすすめ本を紹介している「本のレシピ」などのページも面白いですよ。
他にも、気になった本をブックマークできる「読みたいリスト」とか、便利な機能も備わっています。
相互貸借制度で本を借りる
カーリルで本を見つけたけど、最寄りの図書館には蔵書がなかった。
そんな時でも、同じ都道府県内に本があれば「相互貸借制度」を使って借りることができます。
「相互貸借制度」は図書館同士のネットワークで県内の他の図書館から借りてきてくれます。
読みたい人が多ければ、図書館で購入してくれることもあります。
どちらにしても数ヶ月はかかるので、ゆっくり待ちましょう。
国会図書館にはほぼすべての本がそろっている
都道府県内に1冊もないときは、国会図書館を探してみましょう。
国会図書館には、国内の「ほぼすべての本」がそろっています。
日本で出版された本はすべてあるのですか?
日本国内で発行されたすべての出版物は、国立国会図書館法に基づき、国立国会図書館への納入が義務付けられています(納本制度)。ただし、発行者が納本制度をご存じないなどの理由で、納入されていない資料もあります。
漫画もありますし、最新のビジネス書も置いていました。
行ける距離に住んでいるなら、一度行ってみると楽しいですよ。
地元の図書館を通して、本を借りることもできます。
時間がかかる上に、自宅に持ち帰ることはできません(たぶん送料もかかります)。
でも、買うには高すぎる参考文献とか、絶版の希少書とかを読みたいときにはとても役立ちます。
参考:図書館間貸出し|国立国会図書館―National Diet Library
図書館以外の選択肢
地元の図書館に本がなくて、今すぐ読みたいときは、図書館以外の選択肢も考えてみましょう。
関連記事>>無料or格安で本を読むなら? 図書館以外の方法10選
私はKindle Unlimitedを利用しています。
毎月1,000円で色々な本が読み放題なので、コスパがいいなと思っています。
kindleは電子書籍なので、図面とか絵画とか、紙で読みたい本は図書館を最大限活用しています。
まとめ
図書館の横断検索システム「カーリル」をご紹介しました。
図書館は情報の宝庫です。
本を読むだけでなく、調べものにも使えますよね。
最寄りの図書館に本がないときは他の図書館から借りてきたり、新たに購入したりしてくれます。
上手に方法を使い分けて、同じ金額でたくさん本を読めたら嬉しいですよね。
是非活用してみてください。