この記事では、旅行中に哺乳瓶を消毒した方法をご紹介します。
自宅なら洗剤で洗って、レンジやミルトンで消毒すると思います。
でも旅行中は気軽に洗えないし、消毒もしづらいですよね。
車内やホテルで哺乳瓶の薬剤消毒をした経験をまとめました。
使ったグッズや、気を付ける点などをご紹介します。
旅先で哺乳瓶消毒をどうする?
5カ月の赤ちゃんを、一泊二日の旅に連れて行きました。
前提条件はこんな感じ。
- 生後5ヶ月
- 完ミ(離乳食はまだ)
- 3〜4時間ごとにミルク
昼も夜も3時間ごとにミルクを飲みます。
家ならいくらでも洗えますが、旅先には哺乳瓶を洗える場所があるかどうか分かりません。
ミルクポンWというスポンジ洗い不要の消毒薬を見つけて、これだ!と飛びつきました。
ミルクポンWで解決
ピジョンが販売しているミルクポンWは、洗剤・スポンジ洗い不要をうたう消毒薬です。
哺乳瓶を使い終わったあとと、消毒が終わったあとの2回、水ですすぐだけ。
実に簡単です。
水に溶かして溶液を作る
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使い終わった哺乳瓶を水ですすぐ
↓
溶液に哺乳瓶を漬ける
↓
1時間以上たったら水ですすぐ
ミルクを飲み終わってすぐすすがないと、汚れが落ちにくいそうです。
水道が近くにないときは、ペットボトルの水を少量だけ入れて振っておきました。
ミルク関連の持ち物リスト
昼間の移動中は液体ミルク、ホテルに着いたあとは粉ミルクを利用しました。
液体ミルクは調乳不要で、外出に便利です。
ただ持ち歩きには重すぎて、何本も持っていくのは難しかったです。
お値段も割高ですしね。
最初から最後まで車移動だったら、全部液体ミルクでも良いかもしれません。
ちなみにほほえみの液体ミルクは、2023年の夏にリニューアルしています。
アタッチメントの互換性がないので、新しく買いました。
メルカリとかで安く売っているのは旧アタッチメントのことが多いので、買う際は気を付けてください。
ミルク以外の持ち物は、「乳児連れで遠方のお葬式に参列しました【服装や宿泊の準備】」でご紹介しています。
遠方葬儀に参加したときの話ですが、赤ちゃんの持ち物は旅行でも同じなのでご覧ください。
日中は液体ミルク&乳首だけ消毒
空港で授乳ついでにミルクポンWの薬液を作り、小さめのジップロックに入れました。
空港からレンタカーを借りて、薬液は車に置きっぱなしです。
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小さめジップロック
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乳首とアタッチメントだけ消毒
ランチバッグに入れて、車内にS字フックで吊るしました。
上まで入れすぎるとこぼれるのでご注意を。
夜はホテルで哺乳瓶ごと消毒
夜はスペースがあるので、大き目のジップロックを用意して哺乳瓶も消毒できました。
ランチバッグだとちょっとぐらぐらしたので、壁際に寄せて、逆からポットで支えます。
しっかり自立するカゴ等があれば、そっちに入れたほうが良いと思います。
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大き目ジップロック
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哺乳瓶一式を消毒
Lサイズのフリーザーバッグに、240mlの哺乳瓶が2本入りました。
乳首とかも入れると、3本は入らなかったです。
次の哺乳瓶を入れるときに前の哺乳瓶を出しておけば、3時間後にはすっかり乾いていました。
ホテルの部屋って本当に乾燥していますね。
ミルクポンWのデメリット
水だけで洗浄と除菌が完了する便利なミルクポンWですが、使ってちょっとデメリットも感じました。
- 粉ミルクがこびりつくと落とせない
- においが残る
粉ミルクがお湯に溶け切らず、哺乳瓶の底に残っていることもありますよね。
固まってこびりついた粉ミルクはさすがに薬液だけでは落ちませんでした。
部屋にあったスプーン(コーヒーセットの砂糖用)で固まったミルクを削り、再度除菌しました。
また、水でよく流しても消毒薬のにおいが残ります。
ミルトンと同じような臭いがしたので、苦手な子は苦手かもしれません。
普段レンジ消毒の人は、子供がにおいを嫌がらないか、一度自宅で試したほうがいいと思います。
使い捨ての哺乳瓶
消毒はせずに使い捨てを持っていくという選択肢もあります。
哺乳瓶の中にいれるインナーバッグタイプや、哺乳瓶自体が使い捨てになっているタイプがあるみたいです。
今回は急な旅だったので、新しいものを試す時間がありませんでした。
次に機会があれば試してみようと思います。
災害用の備えにも良いですよね。
まとめ
旅行中の哺乳瓶消毒について、経験談をご紹介しました。
ミルクポンWと液体ミルクのおかげで、一泊二日乗り切れました。
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日中は液体ミルクを使い、アタッチメントと乳首だけを消毒
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夜はスペースがあるので、哺乳瓶も消毒
赤ちゃん連れだと荷物が多くて大変ですよね。
下準備をしっかりして、楽しい旅行にしましょう。