この記事では、挙式ができる神社の探し方をご紹介します。
神社で挙式したいときは、情報集めと候補選びが重要になってきます。
一般的な式場と違って、神社は結婚式用に作られた施設ではないからです。
私は都内の神社で挙式&披露宴を行いました。
情報収集から式場決定までの体験談も併せてご紹介します。
神前式ができる神社の探し方
雑誌を読む
挙式する神社を選ぶために、まずは候補を集めましょう。
ざっくり全体の傾向をつかみたいなら、雑誌を一冊読むと分かります。
例えば言わずと知れたゼクシィ。
和婚に特化した「日本の結婚式」も買ってみました。
式場探しサイトで検索
イメージが絞れたところで、検索していきました。
ゼクシィとかハナユメだと、神社に絞った検索はしづらいです。
神社の結婚式に特化したサイトで探しました。
参考: 【神社結婚式.jp 公式サイト】東京の神前式に関する情報がいっぱい!
神社に限ればそれほど多くないので、地域や雰囲気である程度候補は決まってくると思います。
ブライダルフェアに参加する
候補が見つかったところで、実際に挙式する神社を選ぶフェーズに入ります。
実際にブライダルフェアに参加して、会場を見学しましょう。
気に入った会場を見つけるためにも、複数の会場を見ながら比較検討するのが大事です。
式場が併設されているような神社なら、ブライダルフェアがあります。
ブライダルフェアを大々的に行なっていない神社が候補のときは、次にご紹介する提携の式場を通して申しこんだり、直接電話で問い合わせたりしてみてください。
神社婚を準備する4つの方法
神社で挙式する方法は、主に次の4つです。
- 専門式場が併設されている神社を選ぶ
- 結婚式プロデュース会社に頼む
- ホテルや専門式場の神社プランを利用する
- 神社と料亭やレストランを別々に予約する
それぞれメリットデメリットがありますし、神社によってどの方法で挙式できるかが違います。
専門式場が併設されている神社を選ぶ
一番簡単なのが、専門式場が併設されている神社を選んで挙式すること。
神職の方々も結婚式に慣れています。
もちろん式場にはブライダルの専門スタッフがそろっているので、挙式から披露宴まで安心してお任せできます。
更に、神社込みで作られた式場なので導線が非常にスムーズです。
打ち合わせも一か所で済みますし、会場移動の手段を考える必要もありません。
デメリットは数が少ないこと。
東京23区内で探しても、数えるほどしかありませんでした。
少ない候補の中に、気に入った会場があればラッキーです。
- 挙式と披露宴を一か所でできる
- 神職も結婚式に慣れている
- ゲストの移動手段を考えなくていい
- 数が少ないのがデメリット
私は式場併設の神社で挙式しました。
挙式のあとも、安産祈願とお宮参りにも行きました。
結婚式だけでなく人生の節目節目に長く付き合えるのも、神社の良いところです。
関連記事>>結婚式&披露宴が一気にできる、都内の神社6選
結婚式プロデュース会社に頼む
結婚式をプロデュースしている会社に依頼する方法です。
東京近郊だと、和婚スタイルや神社結婚式のような業者があります。
ブライダルフェアやっていない神社でも、プロデュース会社を通して見学をお願いできることがあります。
「神社での挙式&料亭やホテルで会食」を希望しているプレ花嫁さんにおすすめの方法です。
- 神社の挙式&料亭やホテルで会食をする形式
- 衣装の手配からゲストの移動手段まで一括で依頼できる
- 細かいカスタマイズが可能
- プロデュース会社経由でしか挙式を受け付けていない神社もある
メリットは1業者との打ち合わせで済む点。
式場探しの相談から衣装や美容の手配など、当日まで一括でお願いできます。
カスタマイズが可能なので、細かな希望にも合わせてもらえるオーダーメイド感も魅力です。
ホテルや専門式場の神社プランを利用する
ホテルや専門式場では、近くの神社と提携している場合があります。
例えば浅草ビューホテルでは、7つもの神社と提携していて、希望の神社で挙式できるプランがありました。
参考:提携神社・仏閣|浅草神社や神田明神等提携神社仏閣での挙式もホテルまで
ホテルでお仕度をして、神社で挙式、ホテルに戻ってきて披露宴。
最初からある程度パックになっているので、色々細かいことを考えると疲れてしまう人には最適です。
挙式する場所が外部というだけで、基本的に打ち合わせはホテル側と行います。
そのため、ホテルならではのホスピタリティを享受できるのも魅力です。
- ホテルでお仕度→神社で挙式→ホテルに戻って披露宴
- ホテルで神社との打ち合わせもしてくれるので、楽
- ホテルのホスピタリティを享受できる
神社で挙式するか、それともチャペルで挙式するか迷っている人も、こういう提携プランのある会場のブライダルフェアに参加してみると良いと思います。
神社とチャペルの両方を見学させてくれるので、自分のイメージが固まりますよ。
神社と料亭やレストランを別々に予約する
最後は、挙式と披露宴を完全にバラバラに考える方法。
神社は神社で挙式の契約をして、会食や披露宴の手配は別途行います。
結婚式の情報が出てこないときは、神社に直接問い合わせましょう。
パックになっていない分、会場の選択肢が広がります。
例えば、地元で慣れ親しんだ神社がある・氏神様の前で挙式したい・有名どころではないけれど憧れていた神社がある、という場合にとれる手段です。
- 神社は神社で挙式の予約をする
- 料亭やレストランに披露宴の予約をする
- どことも提携していない神社で挙式したい人向け
衣装やカメラマンは、個別に手配します。
たくさんの業者と打ち合わせをするので面倒ごとは増えますが、その分やりたいことを我慢せずにやれる自由さがありますね。
神社じゃなくても神前式はできる
結婚式場の選び方は、結婚式に何を求めるかで変わってきます。
私は最初ホテルの提携プランを見ていました。
しかし、バスで神社まで行って帰るのがネックになると気付き、途中で変更することに。
結局、ワンフロアで全部完結する、専門式場併設の神社で挙式しました。
神社の他にも「結婚式場内の神殿」で神前式する選択肢もあります。
ブライダルフェアで聞いたところ、結婚式場の中にある神殿もきちんと神様の分霊が祀られているそうです。
建物内にある神殿は、立地が良かったり、導線が良かったり、雨でも問題なくできたり、メリットがたくさんあります。
神社というスポットに魅力を感じるなら、もちろん神社の挙式。
利便性や静かな環境を求めるなら、式場内の神殿が良いです。
自分の軸がしっかりしていると選びやすいですよ。
まとめ
結婚式のできる神社の探し方をご紹介しました。
和婚に特化したサイトもあるので、色々探してみてください。
神社婚を予約するには、次の4つの方法があります。
- 専門式場が併設されている神社を選ぶ
- 結婚式プロデュース会社に頼む
- ホテルや専門式場の神社プランを利用する
- 神社と料亭やレストランを別々に予約する
調べ始めると、たくさん神社があって目移りするかもしれません。
大事なのは、自分の軸を決めてブレさせないことです。
最高の結婚式にするために、最高の式場を選びましょう。