この記事では、キャリアアップに繋がらなくても資格を取るべき理由をご紹介します。
資格手当が出るとか、転職に有利になるとか、目に見える資格取得は分かりやすいですよね。
それ以外の資格取得には、意味がないのでしょうか?
資格取得の、目に見えないメリットを考えてみました。
社会人が資格を取るメリット
取得してもキャリアアップできない資格は、取る意味がないのでしょうか?
そんなことはありません。
人生を豊かにしたり、自分の価値を高めたり、即効性はなくても自分のために「学び直し」をする人は多いですよね。
ただの勉強ではなく、資格取得を目標にするメリットを4つご紹介します。
- モチベーションを維持できる
- 効率的な勉強ができる
- 系統立てて学べる
- 自分のレベルを客観視できる
特に独学で勉強している人には、資格取得のために勉強するとモチベーションが保ちやすいですよ。
知識レベルを保証してもらえるので、自信にもなります。
モチベーションを維持できる
資格取得を目標にすることで、勉強のモチベーションを維持できます。
漠然とした情熱だけで、モチベーションを保つのは難しいです。
勉強が続かないのは意思が弱いからではありません。
目標がないと、何をどれくらい、どうやって頑張れば良いのか分からなくなってしまいます。
ゴールを設定すれば、今何合目にいるのかが客観的に分かるようになります。
だらけそうになっても、資格を取るまでもう少し頑張ろうと思えますよ。
効率的な勉強ができる
独学者向けの教材はたくさんあって、初心者が教材の良し悪しを判断して選ぶのは難しいですよね。
知らないことは、疑問にも思えません。
何を知らなくて、どんな知識を持っていれば一人前と言われるのか。
効率的に「必要な知識」だけを学ぶには、資格の勉強は最適とではないでしょうか。
何を学ぶべきかが分かるようになれたら、勉強は半分終わったも同然です。
系統立てて学べる
資格のための勉強をすれば、まんべんなく系統立てて学べます。
独学で陥りやすいのが、自分の興味のあるところだけつまみ食いして満足しまうこと。
変なところだけ詳しくなってしまったり、意外なところを知らなかったり。
最初は浅く広い知識を学び、徐々に専門性を高めていく。
資格試験のテキストには、初歩から応用までの最短距離が載っています。
系統立てて学べるので、知識も定着しやすいですよ。
自分のレベルを客観視できる
資格試験を受けると、自分の実力を客観的に見ることができます。
他人にも今のレベルを保証してくれます。
単に「私は○○に詳しいです」と言う人より、「私は○○の資格を持っています」と言う人のほうが、説得力がありますよね。
資格試験は自分のレベルを測るものさしになります。
おわりに
社会人が資格取得がで得られるメリットをご紹介してきました。
- モチベーションを維持できる
- 効率的な勉強ができる
- 系統立てて学べる
- 自分のレベルを客観視できる
勉強は誰かに強制されてするものではありません。
楽な方に流されて、挫折することもあるでしょう。
そんなとき明確な目標があれば、「ここまで頑張ってみよう」と思えるはずです。
試験に受かれば嬉しくなり、成功体験を積み重ねると自信がついてきます。
たとえキャリアアップのにならなくても、自分自身のために資格を目指してみましょう。