楽天ユーザーなら、一度は楽天SPUを上げようと攻略を考えたことがあるのではないでしょうか。
ですが私の場合、SPU攻略は意味がありませんでした。
無意味だった理由はただひとつ、楽天市場で買い物をしないからです。
楽天市場を多用しない人の、SPUとのほどよい距離感を考えてみました。
楽天SPU攻略とは
楽天SPUは、「楽天ポイントの還元率を上げるために欠かせないとされているプログラム」のことです。
楽天市場の公式ヘルプにはこう書かれています。
各サービスの条件を達成すると、その月の楽天市場でのお買い物がポイントアップ対象になります。
楽天が手掛けるサービスはECサイトの楽天市場にはじまり、銀行や電気、携帯電話事業など幅広いです。
このサービスを総称して「楽天経済圏」と呼んだりします。
ポイ活のブログを読んでいると、「楽天経済圏に移行して、ポイントを効率的に貯めましょう!」といった文をよく見かけますよね。
「SPUの倍率を上げるために楽天の色々なサービスを積極的に利用しましょう」という活動が「楽天SPU攻略」です。
サービスを使った数に応じてポイントが還元率がアップしていくわけですから、使わない手はないですね。
ただ、どんなサービスにも合う人と合わない人がいるのは当然のこと。
躍起になってSPU倍率を上げても、それほど効果の出ない人もいるのです。
楽天SPU攻略が無意味だった理由
楽天SPUの効果がなかった理由は「楽天市場で買い物をしないから」です。
SPUは、楽天市場でのポイント倍率があがるプログラム。
つまり、楽天市場であまり買い物をしない人にとっては、攻略法なんて無意味というわけです。
楽天市場を利用しなければ何の意味もありません。
ポイント3倍だろうが10倍だろうが、ゼロに何をかけてもゼロだからです。
こんな人はSPUをいくら頑張ってもコスパが合わないので、やめておいたほうが無難でしょう。
- 楽天市場で買いものをしない
- 面倒くさがり
- 欲しいものを欲しいときに買いたい
楽天市場で買いものをしない
そもそも、楽天市場で買いものをしない人もいますよね。
私は、家電は量販店で実物を見ながら買いたいし、洋服も化粧品も対面で買います。
ネットショッピングをするにしても、楽天市場よりAmazonのほうが利用頻度が高いです。
楽天市場は送料がかかるので、総額だとAmazonのほうがお得なことが多いんですよね。
楽天市場の購入履歴を見ると、ペットボトルの水を2ヵ月前に買ったのが最終履歴でした。
その前は、昨年末のふるさと納税。
月に1回買うか買わないかといった頻度なので、もえらえるポイントは数10ポイント~多くて100ポイントちょっと。
時間をかけてSPU攻略を頑張っても、増えるポイントは雀の涙です。
面倒くさがりにはSPU攻略が苦痛
面倒くさがりなので、SPU攻略に使う時間と手間が苦痛でした。
美容院を予約するときも「楽天ビューティーにあったかな?」、旅行の予約をするときも「楽天トラベルを使わなきゃ!」と、いちいち行動を制限されるのが嫌なんです。
凝りはじめると「〇月〇日からポイントアップセールで、お買い物マラソンがあって、買い回りは最低〇店舗で……」と、そればかりで頭がいっぱいになります。
そこまで頭を使って、わずかなポイントを取りにいくのが面倒くさいと思ってしまいました。
欲しいものを欲しいときに買えないストレス
欲しいものを欲しいときに買えないのはストレスに感じます。
「欲しいけど、SPUを考えて後日にしよう」と我慢ができない人には向きません。
多少高くても今欲しい!ということが多くて、結局待てませんでした。
それでも楽天SPUは5.5倍
積極的にSPUを上げる努力はしていませんが、常に5.5倍はキープされています。
楽天会員になり、楽天カードを持てば、あっというまに3倍になります。
それに加えて、楽天モバイルの無料プランに惹かれ契約したこと、また楽天証券にはつみたてNISA口座があるので自動で倍率が上がっていました。
少し頑張ればもう2,3倍はアップしそうですが、必要のないサービスを使ってまでポイントをもらっても本末転倒です。
自分と楽天市場の距離感は、今くらいが適正だと判断しました。
まとめ
楽天SPU攻略は、ある人にとっては必須のテクニックかもしれません。
私にはまったく無意味で不毛な努力でした。
楽天市場を使わない人には、ポイント倍率を頑張ってあげても何の意味もないんです。
私の結論は、「ゆるく楽天経済圏に片足突っ込むくらいがちょうどいい」でした。
自分に合った節約法を見つけて、長く付きあっていきたいですね。