「ビックカメラSuicaカード+Suica」決済を3年続けて分かったメリットデメリット

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ビックカメラSuicaカード+Suicaメリットデメリット

 

乱立するキャッシュレス決済。

色々あって迷いますが、首都圏在住者ならほぼSuicaだけで事足りるのではないでしょうか。

 

私は3年ほどビックカメラSuicaカード」+「Suicaを利用しています。

 

もっと還元率が良かったり、キャンペーンでお得だったりする組み合わせもあるかもしれません。

 

でもビックカメラSuicaカード」と「Suica」のコンボは一番分かりやすく、面倒がないと思っています。

 

3年使い続けて分かった、メリットとデメリットをご紹介します。

 

 

ビックカメラSuicaカード」の基本情報

ビックカメラSuicaカード」は、4つのカード機能が1枚になっているカードです。

 

  1. クレジットカードViewカード
  2. Suica
  3. ポイントカード(ビックポイント)
  4. ポイントカードJREポイント)

 

クレジットカードとして使わなくても、カードを提示してポイントを貯めるだけでも使えますし、改札にタッチすれば電車に乗れます。

 

他、基本情報は以下のとおりです。

 

  • ブランド:VISAかJCB
  • 年会費:初年度無料
        2年目以降は年1度以上の利用で無料。利用がないと524円
  • 還元率:1%(JREポイント0.5%+ビックポイント0.5%)
        Suicaへのチャージは1.5%JREポイント1.5%)

 

ビックカメラSuicaカードは、Suicaへのチャージで1.5%還元になります。

 

還元されたJREポイントは、1ポイント=1円としてSuicaにチャージできるので、使いそびれるということもありません。

 

また、ビックカメラで買い物をしたときにビックカメラSuicaカードで支払うと、11.5%還元になります。

 

他にも、カードにSuicaがついてるので2枚持ちしなくていいとか、利用限度額が最高80万円でちょっと少な目とか、オートチャージ可能とか、ETCは有料とか、海外旅行保険が自動付帯とか、ちょこちょこ特徴はあります。

 

詳しくは公式ホームページでご確認ください。

 

ビックカメラSuicaカード」+「Suica」生活のメリット

ビックカメラSuicaカード」から「Suica」にオートチャージして、Suicaで決済する。

そんな生活を3年ほど続けています。

 

今後も地方へ移住しない限り使い続けるでしょう。

たくさんのメリットがあるので、ご紹介します。

 

使える店が多い

キャンペーンを常時チェックして、その店々で一番お得な決済方法を考えて……

こんなこと面倒臭くてやってられない!

 

そんな面倒くさがりには、決済方法をひとつに決めてしまうのがおすすめです。

 

首都圏に暮らしていると、Suicaが使えないお店は滅多にありません。

先日郵便局でも使えるようになっていて驚きました。

 

基本的に会計はすべてSuica、使えない場合はクレジットカードで支払っています。

現金を出すのは近所の歯医者くらいです。

 

オートチャージ機能がある

オートチャージとは、SuicaでJRの改札を通ったときに自動でチャージしてくれる機能のことです。

 

毎回チャージするわけではなく、残額が1万円を下回ったら5,000円チャージ、みたいに金額を決められます。

 

オートチャージができるのはViewカードのみ。

この機能のおかげで、常にSuicaに残金がある状態で使えます。

 

券売機でいちいち現金を出してチャージしていた頃に比べると、各段に手間が減りました。

ずぼらにはオートチャージ機能は不可欠です。

 

1.5%の高還元

ビックカメラSuicaカードでSuicaにチャージすると、1.5%分のJREポイントが還元されます。

1,000円ごとに15円分のポイントですね。

 

ポイントはそのままSuicaにチャージして使えるので、無駄がありません。

 

キャンペーンでもなく常時1.5%の還元は、高還元の部類に入るのではないでしょうか。

 

更に以前は毎月500ポイントもらえるWeb明細サービスがあったのですが、2021年3月に終了してしまいました。残念です。

 

日常の買い物はほぼSuica払い+駅ビル等で貯まるJREポイントカード機能と合わせて、毎月1,000ポイントくらい貯まっています。

ちょっとした工夫をするだけで、手間をかけずに毎月1,000円分の収入が増えると思うと、やらない手はありません。

 

ポイントを使いきりやすい

ポイントは貯めるだけでは何の特にもなりません

 

ビックカメラSuicaカードで貯めたポイントは、Suicaにチャージできます。

  • JREポイント ⇒ 1ポイント=1円
  • ビックポイント ⇒ 15ポイント=10円

 

チャージしたSuicaでまた買い物をすればいいので、有効期限とか端数とかを気にする必要がないのです。

 

ビックポイントは少し損する変換率なので、色々考えられる人はビックカメラで使ったほうがお得です。

 

私は貯めるポイントが多いと分からなくなるので、やりません。

とにかくシンプルに、多少損してもSuicaにチャージして使い切ってしまいます。

 

ビックカメラSuicaカード」+「Suica」生活のデメリット

良いところが多い組み合わせですが、残念だと思う部分もあります。

 

Suicaが使えない生活圏だとメリットがない

どの交通系ICカードを持つかは、最寄り駅がどの鉄道会社かで決まってきますよね。

PASMOの定期を持っているのに、わざわざSuicaを追加する必要はありません。

 

そもそもJR東日本の沿線を生活圏にしている人以外には、メリットは感じにくいと思います。

 

クレジット払いだと還元率は高くない

ビックカメラSuicaカード自体の還元率はそれほど高くありません。

クレジットカードで支払った場合、JREポイント0.5%+ビックポイント0.5%で、ちょっと扱いにくいんですよね。

 

ビックポイントをSuicaにチャージした場合は、結果的に還元率が0.8%くらいになってしまいます。

 

低いわけでもないですが、楽天カードリクルートカードなど、もっと高還元のクレジットカードがあります。

Suicaチャージをしないなら、あえて選ぶ理由は少ないです。

 

チャージの上限は2万円

Suicaにチャージできる金額は2万円までと決まっています。

 

この限度額は現金でチャージしても、オートチャージでも、他の方法でも同じ。

とにかくSuicaには2万円までしか入りません。

 

内祝いで4万円くらいのお菓子を一気に買おうとしたことがあります。

そのときはチャージ不足で払えずプチパニックに。

 

お店の好意で会計を2回に分けていただきました。

 

2万円を超えるような高額の買い物は、クレジットカードで支払いましょう。

 

明細が出ない

個人的にもっとも大きなデメリットが「明細が記載されない」ということです。

Suicaの仕様なので、どうにもなりません。

SF(電子マネー)を利用した店舗名や商品明細を確認することはできません。交通利用以外の決済については「物販」と表記されます。

SF(電子マネー)を利用した店舗や商品を確認したい。 | モバイルSuica よくあるご質問:JR東日本

 

Suicaの利用明細は2種類のみです。

  • 交通機関の利用 ⇒ 〇〇駅~△△駅まで、××円としっかり出る
  • その他 ⇒ 「物販」

 

電車、バス以外はすべて物販って、いくらなんでも大雑把すぎませんか……

 

家計簿アプリと連携しても「物販」としか記載されないため、何を買ったかまったく分かりません。

他のキャッシュレスのように、お店が出るようになるのを祈るばかりです。

 

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まとめ

ビックカメラSuicaカード」と「Suica」で生活してみてのメリット・デメリットをご紹介しました。

 

 メリット 
  • 関東圏に住んでいればキャッシュレス払いできないことがほぼない
  • Viewカードならオートチャージが可能
  • クレジット機能でSuicaにチャージすると1.5%還元
  • ポイントはSuicaにチャージして使える

 

 デメリット 
  • JR東日本以外の生活圏内だとうまみが少ない
  • クレジット払いの還元率は0.8%程度
  • Suicaチャージの上限額は2万円
  • Suicaは明細が出ない

 

これでSuicaの明細さえ出てくれれば文句なしなのですが。

 

今のところ「お手軽さ」+「そこそこのお得さ」では、この組み合わせが一番だと思っています。

 

許容できる面倒くささと環境は人それぞれ。

自分に合った決済方法を見つけてください。