この記事では、検索魔をやめる効果のあった本をご紹介します。
子供が体調不良!
慌てますよね。
以前は病院に行くべきか、何をしてあげれば良いのか、オロオロしながら検索しまくっていました。
スマホをいじっていても子供が元気になるわけじゃないのに、心配でやめられないんです。
思い切って本を買い、「子供に異変があったらこれを読む」と決めたら、検索しなくても大丈夫になりました。
想像以上に効果があったので、ご紹介します。
どうして検索魔になるの?
育児をしていると、子供のちょっとした体調変化ですぐ不安になりますよね。
元々心配性ならなおのこと。
子供が2人目3人目となると慣れてくるのかもしれません。
初めての子育てだと、知らないことだらけで心配ばかりです。
ネットではすぐに答えが見つかりますが、その答えが正解かどうかまでは分かりません。
情報は玉石混淆で、ただただ不安を煽るような記事も多いです。
検索しても不安は消えない
いくら検索しても、不安は消えません。
ネットではいくらでも情報があふれ出てきます。
ひとつの記事には「これくらいならホームケアで大丈夫」と書いてあるのに、他の記事には「念のために病院へ」と書いてあります。
どっちが正しいかなんて分かりません。
こういう時に限って、不安になるような記事ばかりが目につきます。
安心したくて検索しているのに、心配が増すばかりです。
検索魔をやめるための本を買う
検索に疲れて、本を買うことにしました。
大人気「新百科シリーズ」の一冊、『最新! 0~6才 病気&ホームケア新百科』です。
0歳から6歳までの子供の病気やケアについて、網羅的な情報が得られます。
2023年10月にリニューアルして、最新版になりました。
何か困ったらこの本を読む、と決めました。
B5版のミニサイズもあります。
本の使い方
症状別のページが便利です。
例えば熱を出したときは、「熱を出した」のページに行くと、受診の目安やチェックポイントが載っています。
月齢4ヵ月以上なら、熱が38℃あっても元気で水分が取れるなら今すぐ受診しなくて大丈夫。
40℃以上だったらすぐに受診しましょう、と、目安が大変分かりやすいです。
考えられる病気一覧から、病気事典のページに行くこともできます。
写真やイラストが多いので、パッと見でこれかも?と症状を確認しやすいのも便利ポイントです。
本が役に立ったエピソード
夜中に子供が急に泣き出したことがありました。
おむつを替えてミルクをあげてみても、全然泣き止みません。
いつもの夜泣きよりも激しく長く、病気か怪我か?と心配に。
いつもならネットで「夜中 赤ちゃん 泣き止まない」と検索するところですが、本を開いてみました。
「泣き方がおかしい」のページには、こんなチェックポイントが載っています。
- 体温を測り、全身を観察
- 裸にして肌の状態を観察
- 室温、衣類をチェック
- おもちゃなどで遊ばせてみる
- のどの渇きをチェック
- 綿棒浣腸などで肛門を刺激してみる
- 家から外に出てみる
順番に確認していきました。
- 熱はない、元気そう
- 発疹や傷はなさそう
- 少し暑そう
→着替えさせてエアコンを入れたら数分だけ泣き止んだ! - ちょっと遊ぶけどまた泣く
- ちょっと飲んでまた泣く
- おなかが張っていて苦しそう
→うんちが出たら泣き止んだ! - 家の中で解決できた
あれやこれやとやっているうちに、落ち着いてきました。
たぶん暑かったか、おなかが張って痛かったかだったのでしょう。
トータルでは2時間近く泣いてましたが、落ち着いてくれてほっとしました。
検索魔をやめてよかったこと
不安のループから抜け出せる
検索魔をやめられて良かった一番は、不安のループから抜け出せたこと。
不安は感じていて心地いいものではありません。
できれば感じたくないですよね。
合っているか分からない情報を延々と読み続けても、不安になるだけです。
1冊「これ」と決めた本があると、不安が減りました。
判断が早くなる
子供に異常があったら本どおりに動くと決めたので、次に何をするかの判断が早くなりました。
病院に行くなら、すぐに予約を取る。
家で様子を見るなら、子供が休める環境を作る。
本を読んでも判断できないなら、#8000に電話をする。
基準が定まったおかげで、オロオロするだけの無駄な時間がなくなりました。
子供と向き合える
ネット検索をやめて、無駄な時間がなくなりました。
その時間で子供の状態をしっかり観察したり、子供の訴え(まだ話せませんが)を聞いたりできるようになりました。
虚構の「かもしれない」不安に向き合うより、現実の子供と向き合っていたほうが100倍有意義な時間です。
気が紛れる
本に従って子供の状態をチェックしていくので、やることが明確です。
ああかもしれない、こうかもしれないと考え過ぎずに済みます。
ホームケアの方法も細かく書いてあるので、行動にすぐ移せます。
体を動かしていると、気がまぎれます。
検索するくらいなら行動しよう
非常事態に検索ばかりしていても、何も良いことは起きません。
「子供が体調を崩したらこの本を読む」以外にも、いざという時にやることを決めておくと、不安が減ります。
#8000
子ども医療電話相談(♯8000)は、夜間や休日に子供の急な体調不良に対応するための相談窓口です。
厚生省のHPによると、都道府県ごとにやっているみたいです。
全国同一の短縮番号#8000をプッシュすることにより、お住まいの都道府県の相談窓口に転送され、小児科医師・看護師からお子さんの症状に応じた適切な対処の仕方や受診する病院等のアドバイスを受けられます。
主に夜間と休日に実施していて、受診目安や手当の方法のアドバイスを受けることができます。
子供が0歳のとき、何度か電話しました。
サービス業のような愛想の良さはなかったですが、邪険にされることもありませんでした。
夜間病院
いざ受診となったときにすぐ行けるように、夜間でもやっている病院を調べておくと安心です。
休日当番医に連れて行こうとしたら、大人のみで小児科はやっていないということがありました。
その病院に他の病院を紹介してもらい、タクシーで隣町まで受診しに行きました。
常に夜遅くまでやっている病院や日曜日に開いてる病院も、少ないながらあるらしいです。
往診サービス
自分が行くのではなく、往診に来てもらう方法もあります。
少し前まで他の往診サービスもあったのですが、現在は「ファストドクター」のみのようです。
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自宅で待てるので、メリットしかありません。
医師の交通費が数千円かかりますが、タクシーでの往復を考えたら、それほど高くはないですね。
まとめ
本を買ったら、検索魔をやめられました。
子育てに慣れてきたのもありますが、子供の体調不良にも慌てず対応できるようになってきました。
スマホをいじっていても子供が元気になるわけじゃありません。
できることなら子供本人のケアに時間を使いたいですよね。
検索魔をやめるための一歩に、是非試してみてください。