この記事では、スマホのテザリング機能をWi-Fi代わりに使えるかどうか、実際にやってみた感想をご紹介します。
Wi-Fiなしで在宅勤務をして、1年半が経過しました。
今のところ不自由なく仕事ができています。
自宅にWi-Fi回線が必要ないので通信費が節約できます。
在宅勤務でスマホのテザリングを利用したい人、自宅のWi-Fi回線いらないのでは?と考えている人の参考になれば幸いです。
Wi-Fiなしで在宅勤務はできる?
自宅にWi-Fiがなくても、在宅勤務はできるでしょうか?
結論から言うと、「電波が届けば可能」です。
スマホのテザリング機能を、Wi-Fi回線の代わりに使用しています。
楽天モバイルを使って、1年半ほど経ちました。
今のところ通信速度に不満はなく、十分仕事できています。
仕事で使うアプリは十分に動く
スマホのテザリング程度のスピードでも、CADオペの仕事なら問題なくできます。
TeamsやZoomの会議も遅延なくできますし、重いと言われるRevitも普通に動かせています。
出社したときと比べても、ストレスは特にありません。
通信の不安定さはある
スピード自体には不満はありませんが、通信の不安定さは感じます。
3日に一回くらい、いきなり通信が切れることがあります。
スマホの電波のせいなのか、会社のPCのせいなのか、良く分かりません。
ただ、そのまま放っておけば数秒でつながるので、あまり気にせず使い続けています。
重要な会議中とかだとちょっと困ります。
神経質な人だと、地味にストレスかもしれませんね。
Wi-Fiを使わないメリット
Wi-Fiではなくスマホだけで仕事するメリットは、何といっても金銭面です。
楽天モバイルは20GBを超えると定額になり、何GB使っても3,278円(税込み)です。
定額制なので、どれだけ使っても料金も通信速度も変わりません。
8月の利用は75Gでした。
会議が週1~2回、あとはチャットとメールで仕事しています。
それ以前に使っていたWiMAXは月額3,753円だったので、単純に安くなりました。
さらに3日で10Bの縛りとか、契約期間3年縛りとかもないので、かなりお得感があります。
唯一のデメリットはエリアの狭さ
我が家は運が良いことに、楽天回線がとてもよく繋がります。
測定してみたら、下り69.2Mbps、上り22.4Mbpsでした。
楽天エリア内でも実際は繋がりにくかったり、パートナー回線を拾ってしまう人もいるみたいなので気をつけてください。
パートナー回線だと月に5Gまでなので、仕事で使うには全然足りないはずです。
エリアの狭さはデメリットですが、今後に期待です。
楽天モバイルは月1GBまでは無料なので、お試し感覚で何日かやってみても良いかもしれません。
(追記)無料は終わってしまいました。
テザリングの繋ぎ方
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「テザリング」→「Wifiテザリング」をONにします。
「ネットワーク名」に書かれている電波をPC側で探して、「Wi-Fiテザリングのパスワード」を入力すれば繋がります。
調べてみると、遅いけど電池持ちは良いのだとか。
外出先のちょっとした作業なんかには、速度よりも電池持ちを優先させるのもありですね。
Wi-Fiテザリングをしていると、あっという間に電池がなくなっていきます。
在宅なら電源につないでおけるのでデメリットには感じませんが、まったく触ってないのに半日で50%減りました。
有線は、会社から「私物とPCを繋ぐのは一切禁止」とお達しがあるのでできません。
私物のPCで試したところ、体感としてはWi-fiテザリングとあまり変わりませんでした。
まとめ
スマホのテザリングで在宅勤務をしてみた体験談をご紹介しました。
楽天モバイルは定額制なので、ギガを気にせず使えます。
自宅のWi-Fi回線がいらないのでお財布に優しく、ルーターも捨てられて部屋がすっきりします。
ただし、自宅に楽天回線が通じるかは運次第。
繋がった人はラッキーと思って、試してみてはいかがでしょうか。