赤ちゃん連れで遠方のお葬式に参列しました【当日体験談】

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赤ちゃん連れで葬儀参列

 

この記事では、赤ちゃん連れで葬儀に参列した体験談をご紹介します。

子供が5ヶ月のとき、夫の祖父が亡くなりました。

 

遠方だったので、葬儀に参列する以外にもやることがたくさんありました。

ひたすらバタバタ、移動ばかりしていた気がします。

 

赤ちゃんのお世話を含め、どんなスケジュールで動いたのかまとめました。

 

喪服レンタルや赤ちゃんの服装など、準備の様子は「赤ちゃん連れで遠方のお葬式に参列しました【服装や宿泊の準備】」でご紹介しています。

 

 

葬儀参列の決め手

訃報が届いた時、子供は5ヶ月でした。

葬儀場のある夫の実家は、飛行機と車で4時間ほどかかります。

 

葬儀参列当時の状況
  • 赤ちゃん : 5ヶ月(寝返り覚えたて)
  • 故人 : 夫の祖父
  • 喪主 : 義父
  • 季節 : 真夏のお盆真っ最中
  • 葬儀場まで : 飛行機+レンタカー
  • 葬儀の規模 : 近い親族20名くらい

 

遠方で乳児連れの葬儀。

一瞬迷いましたが、夫婦+赤ちゃんでの参列を決めました。

 

一番のポイントは「近い身内の葬式だった」ことです。

 

親族だけの小さなお葬式だったので、多少子供が騒いでも大丈夫とのこと。

「ミルクの時間がかぶったら抜けてもいいよ」とも言っていただき、柔軟に対応できそうでした。

 

乳児がいるので大した手伝いもできないと伝えた上で、参列を決めました。

 

もうひとつ、大人二人で動けたのも大きかったです。

もし一人しか帰れなかったら、絶対に子供を連れては行けませんでした。

 

連れていっても、子供の世話をしたりあやしたりしてるうちに葬儀が終わっていたでしょう。

 

葬儀参列の決め手
  • 近い身内の葬儀
  • 親族だけの葬儀で自由に動けそう
  • 大人二人で動けた

 

配偶者(今回は妻)が子供の面倒を見ている間に、血縁の孫(夫)が祖父とお別れできました。

 

一泊二日のスケジュール【1日目】

訃報が届いて2日後、葬儀のために飛行機に乗りました。

通夜は祖父の子供(義父と叔父)だけで、私たちは葬儀から参加です。

 

<1日目>
  移動スケジュール 子供のお世話スケジュール
6時 家を出発 出発直前にミルク・おむつ替え
空港までベビーカー
8時 羽田空港到着

 

空港のベビールームでおむつ替え
空港のキッズスペースで遊ぶ

9時 飛行機に乗る 機内は抱っこ紐で寝る
機内でミルク
10時半 空港到着
レンタカーを借りる
空港のベビールームでおむつ替え
葬儀場までチャイルドシート
12時 葬儀場について着替え 親族控え室でミルク
親族控え室のソファーで遊ぶ
13時半 葬儀 抱っこ紐で寝る
15時 火葬 待合室でミルク
待合室で遊ぶ
多目的トイレでおむつ替え
17時 祖父の家にお骨を安置 祖父の家で少し遊ぶ
ミルク・おむつ替え
19時 ホテル到着 移動はチャイルドシートでギャン泣き
ミルク・おむつ替え
遅いお風呂

※葬儀や火葬のスケジュールは、地域性やその家の考え方によってだいぶ違うと思います。

 

朝は余裕を持って家を出たはずなのに、搭乗口に着いたのは出発ぎりぎりになってしまいました。

 

子供のおむつ替えやミルクの時間が思ったよりかかったり、お盆で保安検査が思ったより混んでいたり。

もう少し早く出ればよかったです。

 

その後も何かと、いつもの倍くらい時間がかかりました。

 

かろうじて葬儀中はゆっくりお別れできたものの、それ以外はずっとバタバタ動いていた気がします。

 

一泊二日のスケジュール【2日目】

葬儀翌日は一日移動日です。

帰りの飛行機が満席だったため、新幹線で帰ります。

 

<2日目>
  移動スケジュール 子供のお世話スケジュール
7時 起床 夜間も随時ミルク・おむつ替え
8時 喪服を返す 親のベッド上で遊ぶ
9時 ホテル出発・レンタカー返却 出発直前におむつ替え
移動はチャイルドシートでギャン泣き
11時 新幹線に乗る 駅の多目的トイレでおむつ替え
新幹線内は抱っこ紐
車内でミルク
16時半 在来線に乗り換え 駅のベビールームでおむつ替え・ミルク
在来線はベビーカーでご機嫌
18時 自宅に到着  

 

コンビニから喪服を返却できたので、荷物が減ったのは良かったです。

 

この日もバタバタ。

新幹線はベビーカーに乗せておこうと思ったのですが、ご機嫌斜めだったため結局抱っこ紐。

 

途中駅でおむつ替えや授乳をしていたら、あっという間に夕方でした。

 

抱っこ紐で葬儀参列

葬儀の1時間ほど前に葬儀場へ到着。

親族控室を借りて着替えをして、子供にミルクもあげます。

 

レンタルした喪服は葬儀場で受け取れました。

 

喪服を着て飛行機に乗るのも憚られるし、真夏なので汗もかきます。

何より子供のよだれや吐き戻しが気になって、喪服移動は無理です。

 

喪主の義父に了解を取り、葬儀には赤ちゃんも出席させてもらいました。

 

私が喪服の上から抱っこ紐を装着して、赤ちゃんを抱っこ。

夫は貴重品などの荷物係です。

 

こんな時ですが、義父母も孫に会って和んでくれた模様です。

 

子連れなので夫とは離れて、一番後ろの席に座らせてもらいます。

一瞬ぐずったのときには退出して、ロビーであやしました。

 

焼香も抱っこ紐のままさせてもらいました。

 

喪主が義父という近い親族だったので、色々自由にさせてもらえたのはありがたかったです。

 

火葬を待つ間にミルクとおむつ替え

火葬を待つ間に、自分の食事をしながら子供にもミルクをあげます。

 

畳の控室だったので、子供をおろせました。

親戚の皆さんが可愛がってくれて、終始ニコニコご機嫌です。

 

おむつ替えは多目的トイレに設備がありました。

 

ママパパマップ~母乳・ミルク育児中の授乳室検索用アプリ

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このアプリ、都市部以外でも割と口コミが書かれているので便利です。

事前におむつ替えスポットを把握でき、安心できました。

 

祖父の骨は、残念ながら拾えませんでした。

かなり熱くて、万が一にも子供を落とすのが怖かったので。

 

私の分も夫に拾ってもらい、私と子供は部屋の入り口から見守りました。

 

遺骨の安置

祖父の家に行き、遺骨を安置します。

これで今日参加する儀式は終了。

 

夫が義父母や祖母と話す間、子供は自由に遊んでいました。

 

お湯をもらってミルクも作れるし、おむつ替えもできるし。

やはり身内の家が一番楽ですね。

 

赤ちゃん連れで葬儀に参列すべきか

故人との関係や家庭の事情、考え方によって色々選択肢はありますよね。

私たちはちょっと無理をしてでも、葬儀に駆けつけてよかったと思っています。

 

子供が生まれてから、まだ義祖父に挨拶できていないうちに訃報が届き。

葬儀前に棺と対面したときに、「初めまして、ひ孫が生まれました」の挨拶をできました。

 

結局は、自分がどうしたいか。

赤ちゃんを連れて行っても連れて行かなくても、自分で決めたほうが正解だと思います。