この記事では、都内で「挙式と披露宴ができる」神社をご紹介します。
都内で探したところ、6か所（2021年現在）ありました。
気になったらブライダルフェアに参加してみてください。
きっとお気に入りの会場が見つかるはずです。
挙式から披露宴までできる神社は少ない
素敵な結婚式を挙げるために、式場選びは重要ポイントですよね。
都内には選べないほどの結婚式場があり、神前式・和婚ができる会場もたくさんあります。
ただ、「神社で挙式し、そのまま披露宴もできる」神社は、候補がぐっと少なくなります。
私が探した限りでは、東京23区内では6か所だけ。
全て実際に見学に行きましたが、どこも個性があり甲乙つけがたかったです。
見学時の感想も併せてご紹介します。
6か所ともちょっと違う、という人は「神社で挙式するにはどうしたら良い？会場を探す4つの方法」もご覧ください。
都内で結婚式＆披露宴ができる神社6選
東郷神社
披露宴は「東郷記念館（TOGO-KINENKAN）」で行えます。
敷地内に入ると、まったく別の空間に来たかのような静けさ。
原宿とは思えない、静謐で純和風の空気にあふれています。
東郷神社の人気は、庭の参進です。
池に橋がかかっていて、その上を歩いて神殿まで進みます。
桜と紅葉の時期が特に人気とのことでした。
ブライダルフェアでは、特にお料理がおいしかったです。
料理だけでなく器にもこだわっているらしく、説明映像がありました。
スタッフは落ち着いた人が多く、安心して式を任せられそうと感じました。
2022年の春にリニューアルオープンしています。
神田明神
披露宴は「明神会館」で行えます。
縁結びの神様が祭られていることもあり、人気の神社です。
ブライダルフェアでは、神田明神で挙式だけ行うことも可能と説明されました。
披露宴は別の会場に決めても、神社は神田明神が良い！という人が多いそうです。
それくらい神社が魅力的ということですね。
明神会館の披露宴会場は、伝統的な大正ロマン風の部屋でした。
落ち着きがあって素敵です。
スタッフも若い人より、ベテランの人が多い印象です。
乃木神社
披露宴は「乃木會館」で行えます。
結婚式のほかに、白無垢＆袴を模した「よりそひ守り」というお守りが有名です。
他の式場で挙げるプレ花嫁もわざわざ求めにくるのだとか。
乃木神社の魅力は、雨でも屋根つきの回廊を通って参進ができる点。
小さめの神社なので参拝客が多すぎも少なすぎもせず、静かな空間の中で厳かに式が挙げられます。
また、ブライダルフェアの挙式では、格好良い舞を見ることができました。
巫女舞ではなく、独自の祝い舞なのだそうです。
お食事も美味しかったです。
スタッフはベテラン揃いで、落ち着いている方が多いのが印象的でした。
明治神宮
明治神宮は、JR原宿駅or東京メトロ明治神宮前駅からすぐの神社です。
披露宴は、「明治記念館」で行えます。
元皇族の結婚式も行われるような、由緒ある神社。
神社は森に囲まれ、「上質・格調高い」という言葉がぴったりの空気でした。
庭も広く、どこで写真を撮っても絵になります。
見学したときの印象は、参拝客に囲まれて主役になれる参進ができそうでした。
休日なら常時数十人は観光客いたので、いろいろな人からお祝いしてもらえます。
もちろんスタッフの質も高く、任せておけば安心できる感じがありました。
ここで挙式した場合、明治記念館まではバスで移動します。
披露宴会場はざっと見ただけなのですが、和装にも洋装にも合いそうなお部屋でした。
日枝神社
日枝神社は、東京メトロ赤坂駅から徒歩3分ほどのところにある神社です。
披露宴は、「日枝あかさか」でおこなえます。
ビル街の中に突然神社が現れるという、都会ならではの光景が見られます。
高台というか丘にあるので、階段をのぼるのはなかなか大変です。
エスカレーターやエレベーターもあります。
境内は、外界とは隔絶された非日常空間でした。
日枝あかさかは、終始ゆったりと落ち着いた雰囲気です。
派手さはないけれどおごそかに、特別な一日を過ごせそうだと感じました。
日枝神社のすぐ隣にはキャピトルホテル東急があります。
こちらでも披露宴が可能です。
東京大神宮
東京大神宮は、JRと地下鉄の飯田橋駅から5分ほどのところにある神社です。
披露宴は「東京大神宮マツヤサロン」で行えます。
初めて「神前式」というものが行われたのは、ここ東京大神宮なのだとか。
格を大切に、伝統に則った神前式ができます。
例えば、洋髪はNGで、白無垢にかつら必須です。
由緒正しい神前式を大切にしている様子がうかがえます。
ブライダルフェアに来ていたカップルも多く、大人気でした。
プランナーさんはハキハキと、でも丁寧に質問に答えてくれるのが印象的です。
「神路の間」が特に人気で、1年前でも予約が埋まっている日もありました。
神社婚の良いところ
実際に神社で結婚式を挙げてみて、感じた良いところはこんな感じです。
結婚式場は潰れる可能性があります。
実際、私がバイトしていた式場はもうありません。
お洒落なカフェと美容室になっていました。
神社なら滅多なことではつぶれないので、思い出の場所が消えることはありません。
人生の節目に何度もお参りできます。
また、結婚式を「イベント」ではなく「儀式」と捉える人には神社を強くおすすめします。
あの空気感を言葉にするのは難しいですが、挙式の20分間、日本人で良かったと心から思いました。
神社婚ならではの注意事項
神社婚を考えるときに気を付ける点が2つあります。
- 神事がある日は予約できない
- 天候に左右されがち
神社の本職はあくまで神事。
結婚式ではありません。
神社にとって大切な行事があるときは、結婚式を挙げられません。
予約できる日が限られるので注意しましょう。
そして、満足度が天候に左右される可能性が高いです。
庭での撮影を楽しみにしていたのに、全然撮れなかった…なんてことになってしまったら残念ですよね。
雨天の場合はどうするのか、予めしっかりチェックしておきましょう。
まとめ
神前式と披露宴が一か所でできる、都内の神社をご紹介しました。
お仕度から挙式、披露宴まで一か所で行えます。
移動もスムーズで、ゲストにも好評でした。
共通して、バリアフリーや友人の参列がクリアされている点もポイントが高かったです。
神社での結婚式を考える参考になれば幸いです。
